眼瞼下垂・逆さまつ毛

眼瞼下垂の治療内容

眼瞼下垂の根本的な治療には外科的な処置を行うことが必要です。
眼瞼下垂には、大きく分けると３つの状態があり、それぞれに応じた手術方法を行います。

当院では、患者さまの手術のご負担や痛みへのご不安を軽減するために、表面麻酔、笑気ガス、鎮静（うとうとと眠った状態）を組み合わせて手術を行っています。

手術の時間は約１～2時間程度の手術となります。
手術は、左右のバランスをとるために両眼同時に行います。

眼瞼下垂の症例

症例①

治療内容	手術種別：挙筋短縮
	症状：眼が開けにくく、目尻の涙によるただれ
	皮膚切開法：瞼の皮膚をシワの方向に瞼縁から５ｍｍ程度の位置で切開し、余剰がある場合は切除します。瞼を挙げる薄い膜状の筋肉（眼瞼挙筋やミュラー筋）を周囲組織から剥がします。その後、瞼板という硬い組織に眼瞼挙筋を短くして縫い付けます。脂肪を切除する場合もあります。二重瞼を作成し、皮膚を縫合します。
治療期間・回数	通常4ヶ月　来院回数6回（手術日含む） 術前検査（採血・手術説明）・手術（2時間の日帰り）・術後再検査（1週間・1ヶ月・3ヶ月） ※再手術が必要となった場合を除く
費用	保険診療（3割負担）　費用概算（両眼）：約79,000円 （初診・術前・術後3ヶ月までの再診料、手術費用、麻酔、目薬の平均費用）
リスク・副作用	内出血、腫れは、2週間ほどで80％程度が回復。完全な解消は半年。 低矯正もしくは過矯正。手術跡がケロイドになり、再治療の可能性。 半年～1年での再発の可能性。その他、感染症等

症例②

治療内容	手術種別：挙筋短縮
	症状：瞼が下がり疲れ目
	皮膚切開法：瞼の皮膚をシワの方向に瞼縁から５ｍｍ程度の位置で切開し、余剰がある場合は切除します。瞼を挙げる薄い膜状の筋肉（眼瞼挙筋やミュラー筋）を周囲組織から剥がします。その後、瞼板という硬い組織に眼瞼挙筋を短くして縫い付けます。脂肪を切除する場合もあります。二重瞼を作成し、皮膚を縫合します。
治療期間・回数	通常4ヶ月　来院回数6回（手術日含む） 術前検査（採血・手術説明）・手術（2時間の日帰り）・術後再検査（1週間・1ヶ月・3ヶ月） ※再手術が必要となった場合を除く
費用	保険診療（3割負担）　費用概算（両眼）：約79,000円 （初診・術前・術後3ヶ月までの再診料、手術費用、麻酔、目薬の平均費用）
リスク・副作用	内出血、腫れは、2週間ほどで80％程度が回復。完全な解消は半年。 低矯正もしくは過矯正。手術跡がケロイドになり、再治療の可能性。 半年～1年での再発の可能性。その他、感染症等

症例③

治療内容	手術種別：挙筋短縮
	症状：瞼の開閉困難
	皮膚切開法：瞼の皮膚をシワの方向に瞼縁から５ｍｍ程度の位置で切開し、余剰がある場合は切除します。瞼を挙げる薄い膜状の筋肉（眼瞼挙筋やミュラー筋）を周囲組織から剥がします。その後、瞼板という硬い組織に眼瞼挙筋を短くして縫い付けます。脂肪を切除する場合もあります。二重瞼を作成し、皮膚を縫合します。
治療期間・回数	通常4ヶ月　来院回数6回（手術日含む） 術前検査（採血・手術説明）・手術（2時間の日帰り）・術後再検査（1週間・1ヶ月・3ヶ月） ※再手術が必要となった場合を除く
費用	保険診療（3割負担）　費用概算（両眼）：約79,000円 （初診・術前・術後3ヶ月までの再診料、手術費用、麻酔、目薬の平均費用）
リスク・副作用	内出血、腫れは、2週間ほどで80％程度が回復。完全な解消は半年。 低矯正もしくは過矯正。手術跡がケロイドになり、再治療の可能性。 半年～1年での再発の可能性。その他、感染症等

症例④

治療内容	手術種別：挙筋短縮
	症状：眼瞼下垂による眼精疲労、頭痛
	皮膚切開法：瞼の皮膚をシワの方向に瞼縁から５ｍｍ程度の位置で切開し、余剰がある場合は切除します。瞼を挙げる薄い膜状の筋肉（眼瞼挙筋やミュラー筋）を周囲組織から剥がします。その後、瞼板という硬い組織に眼瞼挙筋を短くして縫い付けます。脂肪を切除する場合もあります。二重瞼を作成し、皮膚を縫合します。
治療期間・回数	通常4ヶ月　来院回数6回（手術日含む） 術前検査（採血・手術説明）・手術（2時間の日帰り）・術後再検査（1週間・1ヶ月・3ヶ月） ※再手術が必要となった場合を除く
費用	保険診療（3割負担）　費用概算（両眼）：約79,000円 （初診・術前・術後3ヶ月までの再診料、手術費用、麻酔、目薬の平均費用）
リスク・副作用	内出血、腫れは、2週間ほどで80％程度が回復。完全な解消は半年。 低矯正もしくは過矯正。手術跡がケロイドになり、再治療の可能性。 半年～1年での再発の可能性。その他、感染症等

症例⑤

治療内容	手術種別：眉下切開
	症状：皮膚の弛みによる視野の狭まり
	眉毛下切開：まぶたの皮膚を眉毛の下で切開し、余剰の皮膚を切除し、その後縫合します。
治療期間・回数	通常4ヶ月　来院回数6回（手術日含む） 術前検査（採血・手術説明）・手術（2時間の日帰り）・術後再検査（1週間・1ヶ月・3ヶ月） ※再手術が必要となった場合を除く
費用	保険診療（3割負担）　費用概算（両眼）：約72,000円 （初診・術前・術後3ヶ月までの再診料、手術費用、麻酔、目薬の平均費用）
リスク・副作用	内出血、腫れは、2週間ほどで80％程度が回復。完全な解消は半年。 低矯正もしくは過矯正。手術跡がケロイドになり、再治療の可能性。 半年～1年での再発の可能性。その他、感染症等

逆さまつ毛とは

逆さまつ毛の治療内容
（睫毛内反症手術）

逆さまつ毛の状態に応じて、睫毛の上部もしくは下部の皮膚を切開して、余分な皮膚、筋肉を切除します。その後、瞼の縁を切開し、睫毛が外側を向くように縫合します。最後に残りの切開部分を縫合します。

軽度の場合には、皮膚に穴を開けて糸を通すだけの手術（埋没法）を選択する場合があります。

手術の時間は約1時間程度の手術となります。
手術は、左右のバランスをとるために両眼同時に行います。

当院では、患者さまの手術のご負担や痛みへのご不安を軽減するために、表面麻酔、笑気ガス、鎮静（うとうとと眠った状態）を組み合わせて手術を行っています。

小児（男児11歳から、女児10歳から）の睫毛内反症手術も行うことができます。麻酔科医による全身麻酔で行います。

眼瞼下垂・眼瞼内反症
（自費診療）

症状によって日常生活に支障がある場合の治療（手術）は保険診療となりますが、容姿目的の場合の治療（手術）は自費診療になります。

治療内容	鎮静：局所麻酔及び笑気ガスにて実施。 手術内容：眼瞼下垂（挙筋短縮・前頭吊り上げ・眉下切開・睫毛下切開）と眼瞼内反症の各美容目的の手術が該当。 眉毛下切開：まぶたの皮膚を眉毛の下で切開し、余剰の皮膚を切除し、その後縫合します。
治療期間・回数	通常4ヶ月　来院回数6回（手術日含む） 術前検査（採血・手術説明）・手術（2時間の日帰り）・術後再検査（1週間・1ヶ月・3ヶ月） ※再手術が必要となった場合を除く
費用	660,000円（税込）
リスク・副作用	内出血、腫れは、2週間ほどで80％程度が回復。完全な解消は半年。 低矯正もしくは過矯正。手術跡がケロイドになり、再治療の可能性。 半年～1年での再発の可能性。その他、感染症等